かなで日和。

どうしようもないオタクのどうしようもないブログ

レイトンアニメ 主題歌感想

さて! さてさて! さっそくですが!

遅れましたが……、ゲームの新パッケージ版、

『レイトン ミステリージャーニー

カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX+』発売決定おめでとうございます!!

さらにさらに、アニメの再放送決定、こちらもおめでとうございます!!

 

 

そしてもうひとつ、こちらも遅れましたが、花澤香菜さん、全楽曲サブスク配信おめでとうございます!!

 


と、いうことは? と、いうことは??

どういうことかというと……??

 

ついに! Apple musicでレイトンアニメプレイリストが作れちゃう!!!! というわけ!!!!(他のサブスクサービスについては知らんけど!ごめん!)

 


というわけでこの度は……

表題の通りなのですが、これらの主題歌たちに関しまして、サイコ〜〜〜〜〜〜!!!!レイトンアニメ好きだ〜〜〜〜〜〜!!!!という話をしていきたいと思います。 はい。

 

 

 

 

 

 

まず、まずね。4曲ともぜーーーんぶ、曲が良い。 はい。単純にね、曲がね、良いのよ……!!

そしてね、主題歌陣のさらに何が痺れるかといいますと……、本編への寄り添い方が、あまりに丁寧で半端ないんすよ……!!!!

私、本編に丁寧に寄り添ったアニソンが大好き!!!!

これ、アニメ観終わってからフルで4曲聞いてびっくりしたんですけど、こ、これ……これ…… 主人公(カトリーエイル・レイトン)の掘り下げめちゃめちゃがっつりやっとる!!!!!!(???????)

いや、マジ???? と思いましたね。

そんなやり方ある????

いや、あるのかもしれないんですけど、私アニメはそんなにたくさん観る方じゃないからわからんな……。

このアニメ、とにかくテンション第一!じゃないですか。 だからこそ作中であえて深くは描かなかっただろうカトリーのパーソナルな部分を、曲の方でガンッガンにやってきてて(個人の感想です!!)TVサイズでも部分的には見えてるんですけど、フルで聴くと、あのね、もっとすごいの。

4曲が4曲、ちがう方向性からカトリーや物語にアプローチしていて、めっちゃ楽しい。

 


ちなみにゲーム版はやれてないので、アニメ版における設定のことしかわかんないです!

すみません!

 


ひとりで好き〜〜〜! 良すぎ〜〜〜〜! サイコ〜〜〜〜!と叫んでいるだけの感想文なので、生温い気持ちでお読みくださいませ!

 

 

 

 


①チェンジっ!

 


最高のOP〜〜〜〜〜〜!!!!

明るくて、ほがらかで、作品の雰囲気にぴったり!!   イントロにかかるカトリーの口上、そうそう、こうでなきゃ!っていうようなワクワク感がたまらない!

足立佳奈さんの声がいい!! 声が!!

 


いやこれ、TVサイズの段階でもうすでにめっちゃ良いじゃないですか。「チェンジっ!」ですよ、「チェンジっ!」。 このひらがなの「っ」が醸し出す勢いとかわいさ。

なんか前向きで、いいですよね。

 


皆さん、これフルで聞きました? いい曲なのでぜひ聞いてくださいね。

というわけでね。感想戦ね、やっていきましょうね。

 


や、や、これ、全部聞いたらひっくり返りますよね……????

「ちぇちぇちぇチェンジっ!」のかけ声から軽快に始まる冒頭のサビ。

や、ちょ、ちょ、ちょ、なんか情報量が多、お、多くない……!?!?

そしてAメロ。

TVサイズ、別テイクか〜〜〜〜〜〜い!!!!

なるほどね……。 つまり、本気(マジ)ってわけね。 受けて立とうじゃん……。

てな感じでね。 はい。

はい。

 


いやこれ……。 その……。

カトリーエイル・レイトンさんのんキャラクターソングじゃない!?!???

や、キャラクターソングって言っちゃうと語弊があるな、 別にキャラクターが歌っている曲というわけではなく、キャラクター個人の感情や、キャラクターそのものに寄り添った曲……というような意味で言っています。

これ、カトリーエイル・レイトンさんの歌じゃないですか!?!!??

いやまじで個人の感想なんで、その辺の受け取り方は、受け取り手次第だと思いますが、(普通にイメージソングとして聴いてる人もいるよね)、主題歌4曲通して聞いたあと、私はカトリーさんの歌だ…… と思いました。

その根拠は以下のあたり。

 


①歌詞内にでてくる”わたし””ジブン”に関しての心情や描写が、主題歌4曲すべてに共通していること→ であるなら、描かれている人物はカトリーさんでは??

②歌詞内にでてくる他の登場人物が、作中内の誰に当てはまるかが想像できること

 


かな……。

いやこの辺はほんと、マジで強調させてもらいたいんですけど、マジで受け取り手しだいだと思います!!!!

あくまで! ただの! 個人の! 感想です!!ってことで、さぁいきましょう!

 


てわけなんですけど…… いやだから、情報量が多いのよ!!

いやだから最初のサビからしてもう印象が、テレビサイズと全然違うじゃん!!

いやでも、ギャップとかそういう話ではなくて…… なんていうか、ニュアンスの含ませ方がとにかく繊細で天才的なんですよ。

"がむしゃらじゃだめかな 素敵になりたい"、"ぴかぴかひかればいいってもんじゃないけど輝きたいじゃん" って、この、この絶妙さが……!  ときて、

"ぐらぐら ゆれてる 弱気なこころだって変えみせるから"

ほ、ほぉぉぉ〜〜〜〜〜!?!? そういうところ、やってくるか……!!!!

アニメでは、「天真爛漫! 前向き! 何があっても諦めない!!!!」な部分がまず前面にあるじゃないですか。

この部分をテレビサイズでは出さないっていうの、またニクい演出だな……。

そして、"まじめなきもちだよ"と続いていくわけですよ…… 。

ほ〜〜〜〜〜〜ん、ほ〜〜〜〜〜〜ん……

なるほどね、「チェンジっ!」ってそういうことか…… そういうことなんすね……。 なるほどね……。 なるほど……。

 


AメロいこうAメロ!

"わたしは魔法を知らないけれども キミと笑顔になる勇気はもっているよ"

ここ大好き〜〜〜〜!! 大好きな歌詞〜〜〜〜〜〜!!!!

いやここ、めっちゃ良くないですか? 強くて、かわいくて、でも地道で。

うまく言えないんですけど、この「地道さ」っていうのが、チェンジっ!の中で一貫している部分で、作品のテーマにめちゃめちゃ合ってて、めちゃめちゃいいなって感じですよね。

ここ、何度も何度も聴いているうちに、なるほど、この「わたし」にとって、それは勇気のいることなんだ……。 っていうのが、じわじわと染みてきて。

まじでニュアンスの含ませ方が天才なんだよな……。

「キミ」っていうのは、彼のことですよね〜〜〜〜〜〜。

ハァ〜〜〜〜〜〜〜(くそでかため息)

ちなみに、この勇気の比重が「キミと」と、「笑顔になる」、どっちに多めにかかっているのかは要審議だと思いますが!! 審議審議!

"ココロの謎解き簡単じゃないね でもねやりがいならきっととびきりだ"

これも、ストレートにいい詩だ〜〜〜〜。好きだ〜〜〜〜〜〜〜。

そしてBメロ。 へへ……。

これはもう、ストレートに、比喩だよね……。

子どもの頃のカトリーエイル・レイトンちゃんが泣いているOP映像とのマッチがね、いいのよね……。

 


そしてサビ!  やっぱりサビがいい!!

"がむしゃらじゃだめかな 素敵になりたい"

めちゃめちゃ良いよね。 がむしゃらなんだよね! わがままな、覚悟があるんだよね……!! 一生懸命なんだよね……!!!!

このきらきらな、エネルギッシュさ。

好きだな〜〜〜〜〜〜。 いいOPだな〜〜〜〜〜〜。

 


2番がまた、いいのよね……。

"うまく暮らすとか きれいになるとか なりたい"ジブン"はいつも背伸びだな"

うわ〜〜〜〜〜!!!! グワ〜〜〜〜〜〜!!!!

"不器用でもひとつずつ今をつないで 伝えたいことは 伝えたいひとに 言いたい”

グワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

呻くしかできん。より深く、 「わたし」のパーソナリティに触れていく詩、まじでめっちゃいいな。

「背伸び」なんですね……。 そうなんですね……。

1番のBメロから続く流れで、「伝えたいひと」っていうのは、やっぱりストレートにパパなんだよなぁ……。と思います。

いやほんと、解釈は人それぞれだと思うのですが……。

 


そして、サビ!!!!

グワァァァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

呻くしかできん。いや、ここまで正直にやられたら、もう、どうする????

"こころはいつの日もきりきり舞いなの"

と、2番は「理想と、本当はいっぱいいっぱいな実際の私」を描いているわけで、それでもその上で、

"うじうじしてたら きっと後悔の雨にやられちゃう" "わたしが わたしを 信じてやらなきゃ はじまらない"と紡がれていくのが、とても泥臭くて、でも眩しいほどの意志の強さで、良すぎるよな……。

“きのう“をいま、チェンジっ!

良すぎ。

これ、詩を重ねれば重ねるほどに、「チェンジっ!」というフレーズに重みが増していくというか、どんどん説得力を持っていくのがま〜〜〜じですげぇな……と思います。

 


ここまで流れが本当に良くて、それで、これで止まらなくて!!

いやこの歌…… そもそも、1曲の中での構成が本当にうまくて、とにかくすごいのが、この後の落ちサビで!!

さっきも言ったんですけど、ここまで「輝きたい今の私」「泣いていた昔の私」「なりたい理想の私」「地を行くしかない現実の私」という要素を丁寧に一つずつ拾い上げて描いてきた上で、

"泣いても笑っても わたしを生きなくちゃ"

"ぜんぶを この手でちゃんとうなづきながら楽しみたいな"

と、全てを、自分で、自分の力で、肯定していくのが!!!! まじで! 泣きそうなほどによくて……!!!!!

過去の私を否定して、新しい私に変わっていくのではなくて、ぜんぶを肯定して前に進んでいくっていうのがね、ほんとに、良くって。

ただ受け入れるってだけじゃなくて、「生きなくちゃ」っていうのは、やっぱり、「決意」なんですよね。

「この手で」「うなづきながら」っていう、何度でもいっちゃうけど、やっぱりずっと根底にある「地道さ」が良くて。

「楽しみたい」っていう強さが、やっぱりとてもあまりにも眩しくて。

"どこまで いつまで 変わりつづけてもっと 自由になりたい"

うわ!!!!! 良すぎる!!!!!

うわーーーーーーー!!!!

チェンジっ! がどんどん、大きくなっていく、チェンジっ!というフレーズ自体もどんどん変化していく、ひえぇ、震えちゃう、良すぎる。

 


そして、"とまらないで ほら またはじまる "

からの、ラスサビ……!!!!

ほら〜〜〜〜もう〜〜〜〜〜!!!!

良すぎる〜〜〜〜〜〜〜!!!!

はぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!

 


好きだ!! ジャン!

はぁ、はぁ、というわけでね、すみませんねちょっとテンション上がっちゃって……。

なんせ構成厨なもので……。いや、めっちゃ良い、めっちゃ良いな。

最初にキャラクターソングとしてうんぬんって前置きをしたけれど、まじでそんな話置いといても、まじでとにかく出来がめちゃめちゃいいな……。 興奮さめやらんね!

んでね、この「肯定」の概念が、この曲の中のキーとなってるわけなんですけど、私はこのアニメ、「レイトン ミステリー探偵社 〜 カトリーのナゾトキファイル〜」は、一貫して「カトリーさんが自己を肯定する話」だと思っていて、そこがまじでめちゃめちゃに好きなんですけど、だからつまり、いやもう、完璧なOP主題歌じゃないですか。

好きだ…………。

 


そういえばしましたね、最初にね。 この「わたし」はカトリーエイル・レイトンとイコールであるかどうかって話。

いやぁ正直この圧倒的な「曲ぢから」を前にして、そんなん些細な問題やな……という気になってきましたね。

まぁその話はこの1曲目だけで終わらないので、どんどんいいきますか!

 

 

 

 


②大丈夫   

 


好きだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!😂😂😂

いやもう文句なしに好きですよね……。

曲もいい、詩もいい、声もいい、はい完璧。

花澤香菜ちゃんの声、まじで好きすぎる。 大好き。

そしてマッキー、その、まぁいろいろありますけど、やっぱこの人いい曲書くんだよな〜〜〜〜!!!!

 


これは、『歌:花澤香菜』というクレジットなんですけど…… や、つまりこれは…… 『花澤香菜(カトリーエイル・レイトン)』でええやろ!!!!

まぁこれもキャラクターソングというか、限りなくカトリーさんの内面に寄り添った詩である、ということでね。

 


過去に花澤さんのインタビューで、「オーダーは『作品の世界観に合うように』だけだった」というお話もされていたことですし……

(出典: https://natalie.mu/music/pp/hanazawakana12)

↑良い記事です!

 


いやも〜〜〜〜、いいよね、めっちゃ好き……。

まぁこれは言うまでもなく、1番ストレートにカトリーさんの部分をがんがんやってきてて、上記のインタビューで花澤さんも語っているのですが、まさしく「カトリーの過去も背負って前向きに生きている感じにぴったり」なんですよね……。

いやいうてね、正直もう、花澤さんのこの感想に尽きるって感じなんですけど……。(笑)

 


「過去を背負って前向きに生きている」、

これ、OPとEDでまじで紡がれているテーマが一緒なんですよね。 これ、これがまじで地味にすごいことだと思ってて、アニメに誠実故に、それぞれの曲が自然と同じ方向を向いているってことだと思うので……。

作品に丁寧に寄り添った主題歌が好きだ……。

 


「テーマ的には、自分の中のちょっと暗い部分も秘められたものなんですけど、そこはあまり意識しすぎず、元気に前向きに歌うようにしました。」

 


これも花澤さん談ですが、いやもう、完璧ですよね。  全部詰まっとる。 完璧。

 


さぁね、感想文いってみるか!

 


"答えが見つからない不安で 諦めそうになったけど"

明るい曲調に流されちゃうんだけど、正直いきなりかなり斬り込んでんだよな……。

言わないけど、カトリーさんも諦めそうになること、あるんだっていう、ね。

"あなたがそうしたように 顔を上げてみたら 仲間の顔がいきなり目に 飛び込んできたの 嬉しかった 勝手に孤独だと思ってた 自分が恥ずかしいな"

下を向いちゃうこと、きっと何度も何度もあって、それでもパパの言葉を何度でも思い出して、上を向いてがんばってきたんだろうなっていうね……。

"勝手に孤独だと思ってた"っていうフレーズもけっこうくるものがあって、ノアくんやシャーロと出会う前の、ずっと一人で頑張りつづていただろうカトリーさんに思いを馳せたりしてしまう……。

いきなりしみじみとしちゃうわね。

 


"例えそばにいないとしても〜"から続くBメロ、素直に健気すぎて泣けちゃうよな〜〜〜〜〜!!

 


そしてサビの歌詞がめっっっちゃ好きで!

"心に響く声だけを 信じて歩き出せば" って、すごい前向きなんだけど、信じられるものは心の中の声だけっていう心細さも兼ね備えた詩がま〜〜〜じで繊細で、めっちゃいいですよね……。

"全てを白く隠してた霧がすこしずつ晴れて 大好きな街が広がっていくよ"

って、この霧が晴れるという描写、カトリーさんの心情と、ロンドン=霧の街っていう気候的な特徴とどっちも掛けてて、正直、天才????って感じじゃないです????

あとこれ、個人的な「癖(へき)」の話なんですけど、私、キャラクターが「町が好き」「この土地が好き」「今いるここが好き」みたいな感覚を抱いてるのが、めちゃめちゃに好きなんですよね……。 なので、まじで個人にめちゃめちゃ刺さるフレーズですね……。

この感じ、わかる人います? 同じような癖の人、ポケモンとか、ラブライブ!とか、好きだと思いますよ。 せやね。

脱線しましたね。

 

 

 

2番もめっっっちゃいいんですよね……。

"同じような自分に気付いて うんざりしちゃうそんな時には"

とか、再びなんですけど、や、カトリーさんもそういうこと、あるんだ……!?!? みたいなね、新鮮な驚きとか、ありますよね。

いやこれ…… OPからも同じこと言えるんですけど…… カトリーさん、破天荒な部分も目立つけど…… 上を向いてる日もあれば沈む日もある、普通の感覚の普通の女の子じゃん……!!!!、という気づきが改めてあり、めちゃめちゃに、良ですね……。

 


"一緒に歩いた石畳の道思い出と歩くの"

もロンドンの街並みが浮かぶいい詩だし、やっぱり健気で泣けちゃうぜ……。

 


2番目のBメロもまじでめっちゃいいんですよね。 1番と外したリズミカルなメロディ!

花澤さんの切なく綺麗な高音! 好きだ……。

 


そしてラストの

"また会えると信じてる だから私は大丈夫"

って、自分に言い聞かせるような、今ここにはいないパパに伝えているような、静かで力強い「大丈夫」が、もう、沁みるんですよね……!!!!

 


良い……。 素直に良い曲だ……。

 


これは私の解釈なんですけど、カトリーさん、アニメ1話時点で、孤独や不安を、ある程度乗り越えてきた段階だと思っているんですよね。 寂しくて悲しい思いをたくさんして、でも前向きに一人でがんばってきて、その中でシャーロやノアくん、アスポワロ警部とか、いろんな人と出会って、今、「大丈夫」と笑えている彼女が、愛しくて愛しくてたまらないんだよな〜〜〜〜〜!!!!!

 


あと、ED映像がまじでめちゃめちゃに好き。

カトリーさんとシャーロめちゃかわいいし、事務所で待ってるノアくんもめちゃよくて、幸せだし、そして各話ゲストの、とある日のワンカット…… 私はこういうのに正直めちゃめちゃ弱い。めちゃめちゃ弱い。

いやレイトンアニメ、いい話なんだよな……。 まじで……。

 


花澤香菜さんのMVもめちゃかわなので見てくれよな!!

https://youtu.be/CWSLXXDR8XU

 

 

 

③blooming

 


良い〜〜〜〜〜!!!! 良い曲!!

安田レイ、やっぱり良いですね……!!(彼女にはTweediaのご恩があります)

アニソンというよりはポップス感溢れるサウンドで、4曲の中でもまた違った存在感があるこの曲。

 


前期の2曲の詩は、「カトリーエイル・レイトンという人物に限りなく寄り添っている」という話をしてきましたが、この曲は、それとはまた違うなぁ〜!と思っております!

 


この詩にでてくる"少女"は、カトリーではなくて、別の誰かで……。

でもきっと、いろんな人が共感できる、そしてカトリーという女の子の人生像にも重なる……、そんな、普通の女の子を描いた、素敵なイメージソングだなぁって思います。

 


これはカトリーさんの曲ではないなって思った根拠としては、曲やアーティストの雰囲気、というものもあるし、2番の詩とか、完全には彼女と重ならないなって思う部分もあるし……。

って感じですかね。

アニメソングって、テーマソングとかもあれば、タイアップとかもあって、本当にいろんな成り立ちの曲があると思うんですけど、どれが良い悪いではなくて、自分の中でどう導けるかというか、点と点が繋がる瞬間があると、快感だし、嬉しくなっちゃったり、しますね……!!

 

 

 

さぁ、というわけで、感想タイム!!

 


イントロからね、まずね、いいよね……!!

爽やかで……!!

 


そして、はい。 冒頭ですよ。

"いつでも戻れる 本をめくるように あの季節の匂い 蘇る記憶"

ウワーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!

これ、これ、アニメ見てて、イントロ聞きながら「お、新しいOPいい感じじゃ〜ん!」って言いながら見てたら、これですよ、これ。

膝から崩れ落ちましたよ。

いや…… きっつ!!!!!!!

いやあの、さっき、これはカトリーさんの詩ではないって言ったばかりですけど、初見じゃそんなこと考えてる余裕ないじゃないですか。

いうてアニソンって、イメージをどう導けるかどうか、じゃないですか。

くるくる流れるOP映像! かわいいかわいいカトリーさんの紹介! そしてこの詩!

厳しすぎるやろ!!!!!!!

そんな…… こちとら…… 半年間にわたり、パパがいなくなって泣いてる幼いカトリーちゃんを見てきてるんやで……!!

そこでこの詩は、どストレートに、きません……!?

「あの季節」っていうのはつまり、あの時期ってことじゃないですか。

映像演出も、これは確信犯だと思うんですよね……。 いやぁもうこれは最初1発のインパクト勝負、完全に負けましたね……。みたいなところありますよね……。

 


"自分の嫌いな部分も愛さなくちゃ そう教えてくれたのは君でした"

はぁ〜〜〜、ここにでてくる"自分"も、人で出会って、前に進もうとしている……。

「君」という存在も、ノアくんと重なって、しみじみと良いですね……。

 


"弱虫な少女は少し背伸びをして今 一歩を踏み出すの"

ここ!! がめちゃめちゃよくて!!!!

この「少女」は、何度も言うけど、直接カトリーさんではないんですけど、曲として描きたいイメージが、しっかり作品に寄せられていて……!!

だから、「背伸び」とか、チェンジっ!と重なるフレーズが出てくる……!!

曲としてのしっかりと立ち位置を保ちつつ、でも方向性は、前2曲と同じ方向を向いている、これは胸熱ですよね……!

 


んで、サビが素直にめちゃめちゃ良くって。

"この世界に1人しかいないわたしのこと少しだけ抱きしめられたら

青い空はこんなにも美しくわたしを照らしてくれる

大きく咲く花になれるかな"

肯定の歌〜〜〜〜〜〜〜!!!!!😭😭😭「自分を肯定すること、」チェンジっ!でも歌われているし、作品のテーマに合ってるっていうのもめちゃめちゃGOODなんですけど、それ以前に、素直にいい詩で、優しくて、めちゃめちゃ響くんですよね……。

急に私の話になっちゃうんですけど、私、たぶん、いわゆる自己肯定感とかがかなり低い方で。

人生しんどいなって思ったり、苦しいなって思うことも多いんですけど。

いやもう、普通に泣きそうになっちゃう。

前に進みたい気持ちを、そっと優しく後押ししてくれるような、いい詩ですよね……。

好きだな……。

 


あと、月並みな感想なんですけど、サビの歌詞は基本的に同じなんですけど、一番最後だけ、「なれるかな」じゃなくて、「なれるから」になってるの、めちゃめちゃ良くないですか?

前に、進んでる……!!

前より自分のこと、好きになってる!! なってるよ!!

 


聞いた後の後味がさっぱりと気持ちが良くて、好きな曲だな〜〜〜。

ありがとう、安田レイ……。

いい曲!

 

 

 

④明日も、世界は回るから。

 


そしてそして、後期OPだ〜〜〜〜!!!!

好きだ〜〜〜〜〜!!!!

いやこれ…… 大好き!!!!

 


J☆Dee'Zちゃん、お会いするのはピースマイル(ポケットモンスターXY)以来ね……!と思っていたら、CDはJewel名義なんですね!

名前新しくなってたんか!

 


さぁ、感想戦いきますよ……!

あのね、これは…… これはすごいですよ……!!

気合い入れていきましょう……!!

 


これはあれですね……!!

今までの3曲とまた違って、カトリーさん個人というより、作品そのもののイメージソング、って感じがしますね……!!

や、まじで、これを後期EDとしてバン!と出せるのがめちゃめちゃかっこいいし、作品の総まとめとして、あまりにも完璧なのがきちゃったな…… どうしよう……。

 

 

 

というわけで、最初からいくんですけど……。

"躓いたその時に気づくことがあるよ

誰にも言えない言葉 頬を流れた"

まず、詩がおっしゃれ……。

おしゃれじゃん……。 この、それって直接言わない表現が、素敵ですよね……。

 


"明日 晴れたらいいのにな 虹の橋が笑顔につながっていたらいいな"

う……っ!!

これはあくまで個人の感想なのですが、作品に寄り添ってるので、その流れで必然的に、登場人物はカトリーエイル・レイトンさんということになるのですが……。

 


これはつまり、祈りなんですよね……。

「頬を流れた」「明日」「虹」……ということはつまり、今日は、まぁちょっと雨…… というか、そういう日だと思うんですけれど……。

その上で、"虹の橋が笑顔につながっていたらいいな"っていうのは、今日ちょっと泣いているカトリーさんの、純粋な祈りなんですよね……。

この曲、まじで言葉の選び方が好きだ……。

 

 

 

で、で! 祈りといえば、祈りといえばなんですけど……!

ちょっといきなり脱線してもいいですか!?

しますね。

 


前期OPのチェンジっ! なんですけど、この曲でカトリーさんがチャームを選んで首にかけるシーン!

これ、チャームが変わるんですよ!!

皆さん知ってました!? 私はお恥ずかしながら、アニメ全部見終わってから知ったのですが……。

本当に変わってる!! かわいい!!

知ったときは思わず、「無駄に凝った演出すな〜〜〜〜!wwww」って笑っちゃったんですけど……(失礼)、いやこれ、全然無駄な演出じゃないじゃん!!

 


まず、とにかく楽しいし、かわいい!!

カトリーさんのおしゃれへのこだわりが見えるいい演出……!

 


改めて見てみたんですけど、1回しかでてこないやつもあるし、順番もループとかそういうわけでもないんですよ。

たぶん、チョイスに何かしらの意図はあるんですよね。

ストーリーや回の中の私服に合わせてる??

そこまではちょっとチェックできてないので、分析した人いたら教えてほしいところです……!

 


これと合わせて、ED後にある「カトリーのミニコーナー」!! これも楽しくて大好きなんですけど。この時につけてるチャームもちょいちょい変わってます。 細かい……!

 


このコーナーの中に、チャーム解説の回があるじゃないですか。

鍵は未来を開くモチーフだとか、猫のチャームは幸運を引き寄せるだとか……。

これ、もちろん探偵としてのカトリーさんの知識量のストックっていうのもあると思うんですが……。

この解説の仕方や、毎回丁寧に付け替えてるチャームを見ると……。たぶんカトリーさん自身が、チャームの見た目だけじゃなくて「意味」も重視するタイプなんですよね。

願掛けというか……。

 


たぶんカトリーさん、かわいいチャームを選んでテンションを上げると共に、「今日も素敵でいられますように」「きっといいことがありますように」という祈りをこめて、1人でがんばってきた女の子なんですよね……。

そういう、一生懸命生きてる、普通の女の子なんですよね……!!

 


主題歌とか、ミニコーナーとか、本編外の要素全部ひっくるめて、カトリーさんという人間を演出しようとしとる!!

本気か!?!?

ごめん!!!!本気度が足りなかったのは私の方だった、ごめん!!!!

その心意気、好きだよ……!!

 


あ、何度も言いますが、全て個人感想なので……。

その辺よろしくお願いします……。

1人テンション上がってて恥ずかしい……。

 


んで、話を戻すのですが……。

そういうカトリーさんの心情を踏まえて、このEDの「明日晴れたらいいな」「虹の橋が笑顔につながっていたらいいな」という純粋な祈りが、また響くんですよね。

 


そして、サビ!

 


"いま 回る回る この世界が色を変えていく

ひとつひとつ 分からなかったことを知るたびに

今日も 巡る巡る 胸の奥の想いのすべてを

前へ前へ 進むチカラに変えて 新しい明日へ 歩いてく"

 


この作品そのもの!!!!😭😭😭😭😭

そのものじゃん!!!!

もう言葉にするまでもないんですが、良すぎる!!

良すぎるでしょ……!!!! あまりにも……!!!!

この詩書いた人ら、「レイトン ミステリー探偵社 〜 カトリーのナゾトキファイル〜」のことめちゃめちゃ好きでは??

ありがとう……。 素敵な歌詞を書いてくれてありがとう……。

 


いや私、この曲めちゃ好きで……。すみません、テンション上がっちゃって……。

 


そして……、そして2番なんですけど……。

 


"まわり道をしたくてしてるわけじゃないけど

そこで出会うすべてが 私を作ってる"

 


カトリーエイル・レイトンさんの「人生」そのもの!!!!!!!😭😭😭😭😭😭

そのものじゃん!!!!!!😭😭😭😭😭😭😭

 


ここで、ここで……!! これが出てくる……!!

ゴールがどこなのか、本当にあるのかもわからず、がんばってきて、いろんな人と出会って、カトリーさんの、「今」そのものなんですよ……!!!!

これまでの過程が、全部詰まっとる……。

このフレーズ、あまりに良すぎて、強すぎて、「過程」と「エネルギー」を必要とするんですよね……。

良すぎるので、このアニメ見てる全員に出会ってほしいフレーズではあるんですが……。

だめなのよ。 「過程」がいるから。1番のド頭から出せんのよ。

溜めて溜めて、ここしかないのよ。

 


μ'sのKiRa-KiRa Sensation!はどどどどど名曲ですが、あれを2期の1話から打てんのよ。

過程が必要なので。 そういうことなのよ(そういうことか????)

 


それとこの曲、なんかメロディーと歌詞のハマりが良すぎて、ついつい口ずさまずにいられないのですが……。

このフレーズ、その中でも最たる部分だよね……と個人的に思ってます。 個人的に。

 


そしてBメロ。

"明日 何が待っているかな

耳すませば誰かが呼んでいる気がするから"

良すぎる……。

他の曲たちもそうなんですが、この曲も、時系列の動きがあると感じていて……。

時系列の動きというか、アニメの1話以前、つまり彼女の過去の感情(変えたい部分、チェンジっ!のOPで泣いている幼いカトリーのイメージ)も含めて描かれているというか。

この曲の1番とかは、ちょっと前の彼女のイメージで描かれているかなという感じがあるのですが、「明日何が待っているかな」ここで描かれているのは、ただただ「希望」なんですよね……。

 


その次のフレーズもすごく良くって。

まず、作品にハマりすぎのめちゃめちゃ良い詩じゃないですか。 良い。

それに加えて、前期EDの「大丈夫」で歌われていた"勝手に孤独だと思ってた"と対になってるというか……!!

自分のことを、孤独だと感じていた、感じたことのある少女が……!! 今では、耳すまば、誰かが自分を呼んでる気がする、と……!!!!

 


その変化は、もちろん探偵として積み上げてた実績がもたらしたものでもあると思うし、彼女を支える周りの人たちの温かさからくるものでもあるじゃないですか。

 


う……っ!!!!😭😭😭

 


んで、サビがまたいいんですよ〜〜〜!!

いやもう、全部引用してたらキリがないんですけど……。 するけど……。

"この世界で出会えた奇跡が" "偶然を必然へ" 良すぎか……??

この詩書いた人ら、「レイトン ミステリー探偵社 〜 カトリーのナゾトキファイル〜」のこともしかしてめちゃめちゃ好きですか??

"胸の奥の迷いや不安に 君がくれた言葉 ヒントに変えて"

ストレートに良すぎるじゃん……。

主題歌として完璧すぎるでしょ。

さっきも言ったけど、これを後期EDとして出してくるのマジで痺れちゃう……。

 


で! Cメロがまた良くって……!!

 


"幸せもラッキーも 全部大切なものは

道端に 落ちているはずがない  だから顔上げて"

いやこれ……!!

「大丈夫」の2番で歌われてた、"隠された真実へと続く道は ずっと俯いて地図を 眺めていても見つからないよ"

=「顔を上げて」「周りを見て」

っていう、パパの教えそのものじゃん……!!

んでしかも、パパが教えてくれたことなんですけど、「大切なものは道端には

落ちてない」っていうのは、きっとカトリーさん自身が自分で得た気づきというか、信念なんですよね……!!

 


熱いね。

 

これ、何度でも言っちゃうんですけど、フレーズやエピソードが楽曲を超えて共有されてるやつ、やっぱりいいですよね……。

別に狙ってやってるわけではなくて、偶然ではあるんですけど、共有されてる世界観やキャラクター観、テーマが一緒なので自然とこういうことが起こる……。

各曲が、それぞれどこまでも作品に誠実なので……。

 


そして繰り返すサビ。

良すぎる……。 詩はもちろんなんですが、曲も良すぎる。そして伸びやかなjewelちゃんたちの歌声も良すぎる。

すべてが奇跡的にハマりすぎている……。

映像も好きです。

はーっ、はーっ、ちょっとテンション上がっちゃった。

いい曲ですね。 はい。

 

 

 

⑤終わりに

 


というわけで、4曲長々と、感想を……喋ってきました……!!

最初はちゃんとブログに載せられる文章を意識していたはずなのですが、途中から完全にTwitterみたいになっちゃいました。

もうめちゃめちゃ。

テンション上がっちゃって……。

 


私、このアニメ好きなんですよ。

お話も好きだし、世界観も好きだし、キャラクターたちもみんな大好き。

基本的に1話完結のこの作品なんですけど、途中でもちょっと触れましたが、根っこの部分に、「カトリーさんの自己肯定」があると感じてるんですよね。

ストーリーのクライマックス、これぶっちゃけ言うと、根本的にはなんも解決してないじゃないですか!!(笑)

でも今のカトリーさんは友達もできて、パパのことも、何よりも自分のことを信じていて、だから過去の人物であるアルデバランに「未来にも希望がある!」と胸を張って主張できるわけじゃないですか。

最後のナゾトキの鍵は、「自分自身という存在」!!

いやもう究極の自己肯定じゃないですか。

めっちゃ元気もらえる……。 カトリーさん、かわいくって強くて大好き。

そんな魅力的な彼女や物語を彩る、素敵な主題歌たち!

そんな曲たちに愛を込めて!

 

どれもまじで単純に曲がいいので、

みんなぜひフルで聞いてくださいね。

 

ありがとうございました!